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今年14番めの颱風テンビン(Tembin：天秤座～日本命名)が比島東方に発生。現在は南西方向(通常とは逆)に進んでいますが、すでに発表された予想進路はすぐに転進して、先島方面(北北東)に向かってきそうです(５日予想だと23日あたりが最接近の模様)。今のところ勢力はそれほどではありませんが、天気気図を見る限り奴の邪魔をするものはなにひとつありません。

恒例の颱風のアジア名ですが、日本の気象庁が命名したものです。すでに発生ネタとしては出遅れた感もあるので簡単に。まずは過去リストでの発生時期ですが、一巡目は2000年の５号、二巡目は2005年の22号でした。
尚、どうして気象庁の命名は星座なのかというと、前回2005年の際にも語っていますので、それをそのまま引用しておきます。

なんで星の名前なのか？。
これは気象庁が知恵を絞って生み出したもので、他にもコップやらコンパスなど、決してメジャーではない星座の名前がラインナップされいる。
これは、南の海に産まれ、海をやってくる台風が、最も影響を巻き起こす海に関係してます。これらの星座は、船乗りが夜間に方角を知るために使われる星々の名前なのです。
周囲の暗い夜の海では、星もそうとうによく見えることでしょうけど、なんとも不思議な星座のセレクトです(汗)。

他国のリストように個性豊かなところでないのは、まったくもってお役所仕事といえますね。以前から提案していますが、台風銀座である沖縄に命名させてくれれば、きっと面白い名をつけていたと思うんですよね・・・。ま、勝手に颱風の沖縄名をつけてしまえばいいんですけど(笑)。
あなたなら、今回の颱風はなんて名づけますか？