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バタハダとしていたら、10/29に今年21番目の台風が南シナ海に発生していました…。
台風のアジア名は、カイタク(KAI-TAK～旧空港の名前:香港命名～)。
カタカナ表記が「カイタック」でなく「カイタク」というのは、なんとなく違和感を感じがします(一応、これもルールがあって、現地の発音に近いカタカナに当てはめるらしいのです…)が、命名の意味にある通り、旧香港国際空港。いわゆる「啓徳空港(啓徳機場)」のことです。
そう、ビルの真上をすれすれに飛び、物凄いカーブで着陸をする、あの香港アプローチで有名だった元・香港の空の玄関のこと。

ニッポン大好きな元旅芸人であった為、海外渡航はこれまで数えるほどしかなく、1980年代の後半頃に一度だけこの香港カーブを体験しいる(資料の欠落で厳密な日時がはっきりしない)。この時は初めての海外旅行で、当時勤めていた職場のからみで「タダ」で行って来る事が出来たというもの(ここでその内容を詳しく書いても長くなるだけなので割愛)。
行き先は勿論、返還前の香港マカオの旅。
一応、社員旅行だったこともあり、基本的に団体旅行なため、観光名所よりも「のりもの」に目を奪われるタチなのに、空港とかじっくり眺めることもできず、二階建てのトラムなどをちょっと味わっただけで、そっち方面での成果はまるでなく、消化不良であったことだけは良く覚えている。
ちなみに自分へのお土産に買ったねのは、セブンイレブンで買い込んだ、香港の出前一丁シリーズ(笑～このへんからしてひねくれ物？)。

1997年に香港が中国に返還され、翌1998年にチェク・ラプ・コック島に新しい香港国際空港が開港され、啓徳空港は廃港となった。
ところで、廃港になった啓徳空港は、今なにになっているのだろうと気になり、調べていたら興味深いHPを発見したので資料として紹介しておきます。

さよなら香港啓徳機場

また、なんでも新しい香港国際空港の概観は、設計者が同じらしい関西空港にそっくりとか？。けど、これを見ると、なんとなくセントレアっぽく思えるたんですけど…。

■おまけ
関西国際空港用地造成株式会社のシンポジュウムで報告されたチェク・ラプ・コック空港(新香港国際空港)造成の写真。