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今年21番目の颱風シンラコウ(Sinlaku～伝説上の神：ミクロネシア命名)が南シナ海で発生しました。
この時期の颱風なので流石に弱々しい感じ(一応、予報では996hPaくらいまで下がる見込み)。
時期に南越に上陸するかしないかくらいで寿命をまっとうしそう。


いつものように台風のアジア名です。今回はシンラコウ(Sinlaku)。
「新羅猴」とか漢字で書きたくなってしまう語感（猴はサル）ですが、それは完全に嘘。
「シンラコウは」ミクロネシアの伝説の神ということらしいのですが、どうも英語の解釈は「Legendary Kosrae Goddess」。
これを翻訳すると「伝説のコスラエの女神」ということになります。
コスラエはミクロネシア４州のひとつ（他に、ヤップ、チョーク、ポンペイがある）ですから、なんかこの伝説は紐解けそうな気が。

いつもの気象庁の投げて来る変化球を変換（相変わらずですけどね）。
アルファベット「Sinlaku」を、「シンラコウ」ではなく、「シンラク」と平読みにすると・・・。

コスラエの伝説の女神として、パンノキの女神（もしくは精霊）シンラクというのが登場しました（大勝利）。
メンケ遺跡ではパンノキの女神シンラクを拝んでいたそうな。。。うーとーとー。

ミクロネシア連邦政府観光局（遺跡）
メンケ遺跡 (コスラエ)
http://www.visit-micronesia.fm/jp/attraction/index.html
昔、コスラエでは『シンラク』というパンの実の精霊が信仰されていて山奥にその神殿がありました。
現在発見されているだけでも１００以上も石段や祭壇が残されています。
遺跡までの道のりは、澄き通った川の中を渡ったり、巨大なレインボーツリーが育つ美しい密林を探検しながら進むとてもエキサイティングなハイキングコースになっています。

ワールドエクスプローラー（旅行会社）
観光情報／メンケ遺跡ジャングルハイキングツアー（後半）
http://www.wtp.co.jp/area/kosrae/
1,200年頃に、パンの木の女神シンラクへの祈りの場として築かれたといわれている遺跡です。

※なんか11月は頭とお尻でキセルBlogになってしまった（汗）