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オキナワは宮古島へと漂着し、あれよあれよと気付けば間もなく十年目に突入。台風銀座の△島から、「あれやこれや」 「なんやかんや」と勢いだけで地道に発信中!。
最近は気象予想師風の颱風莫迦Blogである。
予報士ではなく、あくまでも予想師なので競馬の予想のように生暖かく見守ってやってください。
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2017年07月21日

颱風クラー(201706號)発生

予見していた通り、本日発生した颱風5號ノルーに続いて、今年6番目の颱風クラー(KULAP~バラ:タイ命名)が発生しました。
場所はミッドウェイ近海。。。なので東経177度とかなーり東寄り。もうちょっとでアメリカの管轄になるとこだった(笑)。

ええと、こちらの予想天気図(22日9時の予想)。凄いね、右からクラー6號、ノルー5號、四国沖にTD。沖縄付近の高気圧(H)を挟んで、バシー海峡にTD。さらにもひとつと海南島にTDと、ずらりと惑星直列かってくらいに一直線に並んでいます(笑)。
ものの見事に沖縄は高気圧の影響下で、台風のタの字も知らずに済んでしまいそう(それはそれで問題なんだけどね)。
あ、そうそうパラオ付近にTDが控えているので、こいつの出番は沖縄が部隊になるのかしら?(不明)。
DTじゃないよ、TDね(笑)。Tropical Depressionのことで熱帯低気圧を意味します。ちなみに颱風はTS(トロピカルストーム)。
颱風クラー(201706號)発生
ここからは暇な人だけ読めばいいさー。
地図のお話、とゆーか、地形の話とゆーか、地球の話です。
今回の6號クラーの発生したミッドウェイは、古ハワイだということは結構しられていますよね(ミッドウェイの右下・・・南東にハワイがある)。ま、ハワイ好きの人多いからこのくらいは基礎知識だろうと思うけど。
では、どうしてミッドウェイが古ハワイなのかというと、グーグルマップを航空写真モードにしてハワイからミッドウェイあたりを眺めて見て下さい。転々と島が連なっています。これは全部古い火山の名残。
ハワイが活火山の島であることは知られていますよね。今も活動しているキラウェア火山とか有名ですから。
この火山。ずっと同じ場所で地球の中のマグマを噴出しています。でも、マグマの上というか、海底を含めた陸地の部分である地殻は絶えず動いていおり、ハワイからミッドウェイの方向に地殻が移動した痕跡なのです(だからハワイ島より後ろには島がない)。
面白いのはミッドウェイあたりでまっすぐ進んでいた古ハワイの火山の痕跡の列(海底)が、急に北に向きを変えるのです。そのまま真っ直ぐ来てくれたら東日本の沖合ぐらいだったのですが、その行きつく先はアリューシャン海溝と千島海溝が交わる、カムチャッカ半島の東側でした。
このあたり。もう少し東のベーリング海峡から飛び出してくる北極海からの荒波が、海を伝ってハワイにたどりつき、ビックウェーブを生み出してサーフィン文化が隆盛となっいるのですから、自然って面白いですよね。




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