交響詩篇

D介

2006年01月05日 16:18

昨年、密かに宮古の一部でブレイクした、無料映像配信の「Gyao」
テレビ事情の決してよろしくない島なので、なにげにちょくちょく面白そうなものはないかと覗いていたら(つーか、エリア88の配信を見ていた…笑)、年末年始の特番体制で通常番組の休止期間に、こいつが全話無料配信(過去放送の36話分)というニュースがあって、ちょっとだけ前から気になっていたので、ついつい見てしまった。。。

不覚。
面白いじゃないか!(爆)。

交響詩篇エウレカセブン

※この先、いくら読んでも沖縄・宮古の話は出てきません(謝)
 

流れ的にはMBS(TBS)xSONYなので、ガンダムSEED方面であるが、ガンダム枠は現在同じ組み合わせで、沖縄を舞台とした「BLOOD+」を放映中。しかし、線としては巨大ロボものなので、どちらかといえばガンダム枠ともいえる。

■物語背景
人類が故郷の星を追われ長い年月が流れた。新たな定住の地を探し求め、辿り着いた「約束の地」。そこは珊瑚と同じ形質を持つ地表が広がり、大気中に「トラパー」と呼ばれる粒子が含まれた荒涼とした場所であった。そこで生きるために大地を開拓し、「トラパー」を最大限に利用するため、巨大な塔を建設。塔下には都市ができ、各塔をとりまとめる形で、統一政府「塔州連邦」は建国され、数世紀の時が流れた。

かつてこの地に大災害をもたらした「サマー・オブ・ラブ」と呼ばれる現象と、それに伴う混乱によって、不況に揺れる世界。過去の星間航海時代の産物である「賢人会議」と呼ばれる、意思統一決定機関を復活させ、その混乱に終止符を打ったかに見えた。
しかし……。

っと、設定自体も「用語」を連発。ストーリーにも唐突に「LFO」「リフ」「コンパクディスク」「ゲッコーステイト」「レイライン」など、見るものになんの説明もなしに突き放すように使われているけど(まだ紙媒体なら字の雰囲気でイメージしやすいがのだけどね…)、「世界」の謎と真の「敵」が見えてくるに従ってそれ自体が面白味を帯びてくるから、巧みな演出なのかな?。

■ストーリー
主人公はジャンク屋の祖父に育てられ、「ケッコーステイト」にあこがれるリフ好きな少年、レントン。その彼の元に突如現れた、世界最古のLFO「ニルヴァーシュ」に乗った謎の少女エウレカとの出会いから始まる。(用語説明をしないとコレって意味が判んないねぇ…)。

製作サイドの言葉を借りるならば「フィロソフィーフィクション」というジャンルらしい。
交響詩篇エウレカセブン公式HP
http://www.eureka-prj.net/
※詳細情報はここが一番詳しい。
MBS エウレカセブン公式サイト
http://mbs.jp/eureka/index2.html
※予告編ライブラリーあります。
Show Time 動画配信サイト
http://www.showtime.jp/animation/eureka/index.html
※三サイト中、内容が一番判りやすく、見やすく書かれています。

■感想?印象?
サマーオブラブ=セカンドインパクト?って、見ると「新世紀エヴァンゲリオン」っぽくもある。主人公機のニルヴァーシュはドライバーの精神的な影響を強く受けるし…。謎の多い点とかも、ちょっと似てるかな?。
ニルヴァーシュのコックピットは、巨人型の頭部後方に張り出した位置に、並列二人乗りとして造作されており、巨大ロボの元祖マジンガーZ以降の頭部にコックピットを設置するお約束を果たされているけど、技術的なバランスから見みると、戦闘などで激しい動きをしたら、重力下なので物凄く上下前後左右にシェイクされて超乗り心地は悪いはず…。最もガンダムのような腹部のコックピットでも、投げ飛ばされて倒れたりした時の衝撃はかなりのものだろうなぁ(爆)。車酔いとかする人なら即ゲロんチョだばす。

タイトルのエウレカセブンの「セブン」の謎も知りたい…七色?なのか七人?なのか。ま、それはともかく、物語も最終の第四クール目前。ニルヴァーシュもセカンドスペック(最近の主人公機交代パターンに比べると、見た目はマイナーチェンジではあるが格段のパワーアップ!)もしたし、よりハードなストーリー展開もぐいぐい始まったし、謎も次々と明らかになって盛り上がってます。

■最後に。。。
最新作第37話の放映開始直前の1/8の07:00まで、Gyaoにて、「交響詩篇エウレカセブン」1~36話を無料配信中。現在は19話~36話の後半を配信中。11/612:00からは、一挙に36話を配信されます。ラストチャンスです♪。


※他にもアニメと映画の話なんかを書くつもりだったけど、エウレカを書き始めたら長くなってしまったので、それはまたいずれ…。

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