颱風プラサン(202414)発生!
昨晩、21時頃に今年14番目の颱風プラサン(PULASAN~果物の名前:マレーシア命名)が、マリアナ諸島付近で発生しまし。今後の予想進路はバビンカ13号に似た進路を進む予想です。
発生時のサイズは「大型」に区分されましたが、勢力は今のところ弱めです。すでに一度バビンカ13号が通過しているコースなので、台風の餌となる暖かい海がどれだけあるかが、発達のカギと言えそうですが、まあ、海水温はずーっとめっちゃ暖かいままなんやけどね(汗)。
バビンカ13号の軌跡と、ブラサン14号の進路予想。
完全にこれは追っかけなのがよく判ります。まあ、進路には一定数の揺らぎがあるので、今後どうなるかは注視しておく必要があるかと思います。
なにしろ今回も、宮古は颱風からも遠く離れていて、ほぼほぼ晴れ晴れな天気なのに、本島方面が大時化なおかげで海運流通が止まっているようで、スーパーやコンビニの棚がちょっと品薄気味になっている~昨日行ったドンキも空の棚があったなあ。
個人的にも陸海輸送に廻された商品が、2週間かかって内地に到着したからね~颱風は遠くても離島の生命線を握っているのですよ。
今回の台風のアジア名「プラサン」は、今回がリスト初登場となります。
前回までは
2018年18号ルンビアという名で、この時は天気図内に4つも颱風がいるという、なかなかのタイフーン祭りでした。当のルンビアは、あろうことか久米島の沖で颱風に羽化して、そのまま大陸に上陸して、大きな被害を出したことから殿堂入りしました。
で、今回からリスト入りした新人のプラサンですが、相変わらず緩い説明で、「果物の名前」とかのたまっている。なんやね!っと毎回の激しい突っ込みをしておく(笑)。
ええ、調べたよ、調べましたよ(ま、すぐ判ったんだけどね)。プラサンは、トゲトゲのあるライチのようなトロピカルフルーツ。多分、華語では「葡萄桑」と書くらしいけど、雰囲気は判るかも(笑)。
なんかどっかで見たことあるよな~っと、もう少しググってみると、ランブータンの近親種らしいことが判った。トゲっぽく見えていたのは、ランブータンのヒゲが太く短くなったスタイルだった。どちらも東南アジアの原産で、ランブータンはタイ、プラサンはマレー半島らしい。ちなみに、ランブータンもプラサンも、ムクロジ科ランブータン属であり、ライチ(レイシ)はムクロジ科レイシ属なのでこのあたりに違いがあるようです。
今回もこれで無事に解決!
プラサン (Pulasan:葡萄桑)
ランブータン
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