ファミリーレストラン あさしお
アナタはファミリーレストラン「あさしお」を知っていますか?
場所はカママ嶺公園のシーサー滑り台の近く。
こんなところにお店があったっけ?というくらい、つつましく目立たず控えめな食堂。そう、ファミリーレストランとは名乗っているものの、実情は食堂「あさしお」である。そしてとってもレアな存在。
10年以上も前、まだ旅芸人だった頃だと思う。その頃出入りしていたネットの宮古コミニィティで、ひょんなことから「あさしお」の存在を聞きつけ、その後、幾度か店の前まで来て見るも、やっている風には見えず、いつしか月日は流れ半ば忘れかけていました。
けれど、3月24日にパイナガマ食堂が閉店したことから、ディープっぽい食堂がなんとなく気になり始め、ふいに「あさしお」がクローズアップ。そしてたまたま今日、なんとなくで行ったらさらっと入れてしまった。
もちろん、オーダーは迷うことなく、おすすめと聴いていたカツ丼である。
出てきたのはカツ丼ではなく、まぎれもなくカツ重だった。
沖縄の食堂で特有のあふれかえる巨食の祭典ではなく、ほぼ標準的な控えめな量で、甘めの煮カツを卵でとじたとってもシンプルな一品でした。
添えられていた味噌汁はアーサだったり、食後にはアイスコーヒーが出てたりしたのに、価格は400円というロープライス!。
他のメニューもイマドキとは思えないくらいお安いです。次は魚フライ定食を頼んで見ようかな(笑)。
でも、「あさしお」のハードルの高さは尋常ではありません。これまでも行けていなかった理由として、やってるいる感(営業しているか判らない)のなさが半端なかったからなのです。13時15分頃、店内唯一のお客として会計を済ませて外へ出ると、すでに「本日は閉店しました」という看板が出されていました。果たして次はいついけるかなぁ(笑)。
資料
大三俵三区 [島AP×島AP 006]
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