颱風ヌーリ(201420號)発生!

D介

2014年11月01日 10:43

えー、すでにご存じの方も多いと思いますが、昨晩、今年20番目の颱風ヌーリ(NURI~オウム:マレーシア命名)が比島東方海上で発生しました。まぁ、昨日前からそろそろかなっと予想はしていましたが、ちょっと颱風への羽化が早まった感じでした。本来なら昨晩Blogを書くべきでしたが、寝落ちして書ききれずじまいでした(汗)。


特段、恒例のアジア名に目新しい点はありませんので、前回(2008年8月)の初登場の際にBlogにしたためたネタを再構成
※興味のある方はどーぞ。
「ヌーリ」は命名国マレーシアの言葉で、オウムとのこ。
けれど、オウムそのものが結構面倒くさいらしい(区分的に)。
そもそもオウム科(オウム目オウム化は21種)はオーストララシア(オーストラリアやニューギニア、インドネシア界隈の東南アジア南端からポリネシアにかけての区域)を中心に分布しているらしい。

そしてそして。
オウムの英語名 "Cockatoo"は、この鳥のマレー語での名前である "kaka(k)ktua" に由来している(kaka "インコ"+ tuwah あるいは"姉妹" + tua"年上")のだという。

ということらしいので、ひとまずオウムをwikiで見たら。。。
『英語名 "Cockatoo"は、この鳥のマレー語での名前である "kakaktua" に由来している』
と、あった。

あれれ?由来になっちゃった。
オウム(オウム目オウム科)は、「NURI」じゃないのかよ(汗)。

じゃあ、「kaka(k)ktua」はなにさ!っと、調べたら「コンゴウインコ」(オウム目インコ科)だった。
確かに「NURI」を調べたら、オウムの一種という訳も現われ、インコも確かにオウム目だから、近いんだろうけど、コンゴウインコは中南米の鳥であって、東南アジア方面にいるインコとは別(色々種類がありすぎて判らん)だと思うのですが。。。

インコはオウム目インコ科で、そもそもオウムより広く分布していて、アメリカ、アフリカ、アジアから、オーストララシア(オーストラリア、ポリネシア)、太平洋東方まで生息しているが、比較的オウムより小さいのがインコである(ただし、コンゴウのように大きなインコもいるからややこしい)。

結局、煙に巻かれた感で、いまひとつよく判らないというのが2008年の初襲来時の結論でしたね(笑)。
ちなみに、今回のヌーリは今回でリスト2度目の登場となります。前回2008年の前、つまり先代は2002年の颱風15號として発現した「ルーサー」(Rusa~鹿)でした。 この颱風は韓国に大きな被害を出したため、殿堂入りしたことから、一度しか使用されませんでした。
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