臨海道路漲水2号線

D介

2006年03月13日 23:59







突如、「臨海道路漲水2号線」といっても、なんのことかよく判らないでしょうねぇ。簡単に言うと、市役所の坂の下、平良港交差点のところの話。ちょっと前の宮古を知る人なら、旧旅客船ターミナルがあったとこといえば判る?(現在のアトールの隣のマリンターミナルに移る前に、ここにターミナルがありました)。

臨海道路が開通/全長210㍍、大型客船入港に対応 宮古毎日新聞

施設が移転した後も、権利絡みとかなんかでなかなか取り壊しにならず、四辻の交差点となるまでの間も、港側はゲートから出入りする不思議な構造の交差点であった。それからずいぶんと時がたち、先日(06/3/6)ようやく開通しました。地図はこちら

【写真左】 港側から漲水の坂を望む。これまでにない風景…。きっと、この開通でどんどん変わってゆくのでしょうねぇ…。
【写真中】 記念碑好きの宮古だけに、わずか210メートルの道路が出来ただけでも、でかい記念碑作っちゃいました(笑)。
【写真右】 港湾道路なので、こんな車両もぶいぶい走っています…。

ちなみに旧ターミナルはこのモノクロの中央やや左下の二階建ての建物。正面に伸びる埠頭は漲水港のころからある、現在の第二埠頭。
平良港湾事務所のHPから借りてきましたが、ここのHPにある平良港の移り変わりの画像がなかなかいいです。大正時代から始まり、昭和初期、昭和11年、昭和30年代、昭和40年代…っとなかなかに素晴らしい画像を見ることが出来ます。

新聞記事にもありますが、第二埠頭は大型客船の接岸が可能な為、ここからまっすぐ島内へとバスがでることが出来るようになったわけですが、港湾事務所の計画を見ると、第二埠頭と第三埠頭(現在の伊良部航路用)の間を埋め立てて、緑地公園を含む巨大な敷地を生み出すようです(平良港4大プロジェクト 漲水地区)。
自分が知っている宮古すらも、ますます変わって行くんでしょうねぇ…。

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