謹賀新聞2016

D介

2016年01月02日 23:59

えー、全国5人くらいのD介ファンみなみな様。
改めての「あけおめ」で「ことよろ」の儀でざいます(リビルド)。
毎年、正月の二日は恒例の企画。「謹賀新年」ならぬ、「謹賀新聞」の日でございます。
地道に続けて遂に昨年で干支もひと回りして、13年目に突入しました。とはいえ、実質的に特に内容がないのですが、ざっくりと世相なんかが見て取れるような気になれます。
※お暇なら、ココから順に過去へと遡ることができますのでどーぞ.。

それでは早速、2016年の宮古毎日新聞の元旦号です(ちなみに毎年年末に販売されていますが、今年は30日の夕方を過ぎても新報は昼過ぎくらいからあったけど、毎日は店頭並んでいなかった)。

第1集「総合版」
昨年は開通を控えていた伊良部大橋でしたが、今年は埋め立ての始まった平良港の港湾改修工事でした。第二埠頭と第三埠頭の間を埋め立てる大規模なもので、ますます漲水御嶽から海が遠くなります。
これの他も、今春に稼働開始する新ごみ焼却施設(四角い大きな煙突が現行施設の隣に建っている)。昨年着工した、空港南側にスポーツ交流拠点施設(隣接地にサンエーの大型SCも建設される)。そしていよいよ今年着工の市未来創造センター(公民館+図書館)と、ラッシュはまだまだ続く模様です。

第2集「政治・経済」
定型の市村県政をになう各首長や議員の抱負がメインです。市長が掲げた“潤いあるコンパクトシティー”というイメージは、どことなく具体性が弱い気がした。また、新たに出て来た“知的な宮古島”というキャッチフレーズも、今までにないソフト面を重視した感じはするのだけれど、こちらも具体的に突き抜けた感を感じなかったので、エンジンがかかるのはこれからなのだろう。

第3集「地域版」
圏域各地区の話題を集めたもの。一昨年から、平良・城辺・伊良部版と、下地・上野・多良間版に分割されている。各地域のトップに据えられているニュースを上げておく。平良:旧県立病院裏に作られた児童館。城辺:頓挫していたクマザの高級リゾートホテルの建設再開。伊良部:漁協女性部の活躍にスポットを。下地:来間島大学まなびやーの活動による地域活性。上野:小中学校や子供三線クラブなど児童生徒の話題。多良間:入域観光客の増加による課題。

第4集「スポーツ・年男年女」
従来はスポーツと文化の特集だったのだが、文化枠が一切なくなってしまった。紙面は毎年の恒例企画の年男年女の紹介を挟み、島内外とプロスポーツの話題で占められている。市長の語った“知的な宮古島”とは真逆の構成となっている点が面白い。尚、スポーツの話題のトップは、部員数がチーム割れして7人しかいないラクビー部の話題。

第5集「娯楽」
ベースとなっているラ・テ欄に、通常でも月頭に掲載される島の予定表(一月分)の“こよみ”を合体させた作りになって、これで三年目なのでテンプレは固まったようです。他には配信されてる芸能ニュース以外は、定番になったイオン(半面)とかねひで(全面)のカラー広告があるだけ(別刷りの広告は一枚も入っていない)。

全体の構成は昨年を踏襲しているので、昨年、60周年を迎えた宮古毎日新聞社の新しい正月版のスタンダードになったようです。云い方を変えれば、これまでは紙面の縮小傾向にあったのですが、どうやらやっと下げ止まったのではないかと考えられます。
最後は宮古毎日新聞2016年元旦号の詳細データ編です。
トータルの紙面枚数は、全5集で80ページ。これは昨年と同じです。重量の計測は今年から止めました(あまり意味がないのと、キッチンスケールが壊れたからw)。価格は税別320円(税込345円 12月31日にコンビニで購入)と、こちらも昨年と同じです。
恒例の過去との比較表です(今年から重さの計測をなくしました)
ご忠告をいただき、別途ハカリ用意(借りた)して計測。390グラムでした(20160106追記)。

2004年 96ページ 465グラム(※ページは計測ミスによる推量)
2005年 92ページ 508グラム 410円(毎日新聞創刊50周年)
2006年 84ページ 474グラム 410円
2007年 84ページ 476グラム 410円
2008年 88ページ 486グラム 450円(価格は推定)
2009年 88ページ 492グラム  60円(MVの価格設定ミス?)
2010年 84ページ 470グラム 455円
2011年 84ページ 480グラム 455円
2012年 92ページ 500グラム 490円(重さは推計)
2013年 84ページ 456グラム 490円
2014年 80ページ 450グラム 400円
2015年 80ページ 407グラム 345円(税込)

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