颱風ルピート(201602號)発生
やっと颱風2號が発生しました。
その名はルピート(Lupit~冷酷な:フィリピン命名)です。
南鳥島近海で発生したので、沖縄、先島、日本への影響はないものと思われます。
千島列島に陣取っている太平洋高気圧の張り出しが、日本列島を丸のみしているので、近づけないから。。。
それにしても恐ろしいです。
なにがって、普通・・・というより、これまでの颱風は北緯10~15度くらいり緯度で発生して北上してくるのですが、こいつは東経こそ157度と遥か東方ですが、北緯30度線(観測値29度30分)で発生ですからね。どのくらい恐ろしいかというと、北緯30度というと九州本土最南端の佐多岬沖ですから、そこに颱風が発生するってイメージです(ま、そこで突然出来るわけではないけど、急速に発達する可能性はある)。
逆にいえば沖縄に颱風が来なくなるってことです。その状態がどういうものなのか、きっちり検証はしていませんが、この夏、1號ニパルタックが発生するまで、長いことかかりましたが、こんな感じがずっと続くんじゃないのかと。亜熱帯から熱帯。。。赤道の帯が広くなるって感じかしら。。。
ま、ずっと云われ続けている温暖化の裏で、ミニ氷河期が来ると唱える人もいるので、なんともいえませんが、どちらにせよ気象に異常がまじってきていますよね。なんとなく・・・。
どうでもいいけど「ルピート」じゃなくて、
「ラピート」でなくて残念。でも、「ラピート」の語源はドイツ語"rapid"(英語:ラピッド~JRとかだと快速の英名称として使われている)が語源なので、タガログ語のルピート(Lupit)とは似ても似つかない。
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