ビリス(0604号)覚醒

D介

2006年07月09日 23:54

予想通り、いや予定通り…予報通り、邪神<ビリス>覚醒です!。

ビリス(BILIS~スピード:フィリピン命名)が、比島東方沖に発生です。奇しくも0603号のイーウィニャと同じく、発生場所とリスト命名国が同じエリアという誕生のしかた。しかも、コースも似たような展開になると予想されている、邪神<ビリス>の覚醒です。

ま、今回はイーウィニャの動向を追いかけるととともに、怪しい熱低がイーゥイニャの後をずっと追いかけていたので、来たか…っという感じです。ともかくは今後、要注視ということで!。

え~、ホントにどーでもいいことですが、ビリスの発生に伴い、なんとなくその名前の雰囲気が、ついつい平成ガメラ三部作(金子ガメラ)に出てくる怪獣「イリス」(ギャオスの変異体)の韻を踏んでいて、思わず三作目の「邪神<ビリス>覚醒」というサブタイトルが付けたくなっちゃいました(笑)。

どーでもいい話、続けていいです? 
東宝のゴジラと並ぶ怪獣映画の雄、ガメラ。
1965年に大映作品として産声をあげ、その後いくつかのシリーズが生まれるが、常にカリスマ怪獣となったゴジラの後塵をはいしていた点は否めず、大映の斜陽とともにいったん終焉を迎える。
しかし、この間「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」で、素晴らしいライバル・ギャオスの誕生も得られ、なかなかにコアなファンを掴んでいたのは云うまでもない(D介もエンターテイメントとしてのゴジラは好きだけど、印象度としては、ゴジラ対へドラの一作を除き、よりマニアックなガメラに軍配を上げたい)。

平成に入り、新ガメラとして三部作が復活(現在、第二平成ガメラが誕生したことから、監督名を取って、金子ガメラ三部作とも云われる)。

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年)
伊原剛志、中山忍、藤谷文子を迎えての第一作。当時、中山美穂の妹というスタンスでしかなかった中山忍の好演がとても光る。怪獣映画特有の日本新名所の破壊の舞台は、福岡ドーム。主題歌は爆風スランプの「神話」も密かにいい!。

ガメラ2 レギオン襲来(1996年)
永島敏行と水野美紀で続く第二作(一作目にも登場した、ガメラを感じれる藤谷文子も登場)。札幌すすきのを破壊、仙台を焼け野原にしつつ、確か最終決戦の地は北関東(渡良瀬遊水地だったっけかな…)。ガメラの究極奥義が炸裂する(涙)。
このレギオンの放つ攻撃を描いたCGが、気持ちいいほどの板野サーカス(注釈の注釈になるので割愛…)で感激!。主題歌はウルフルズの「そら」。

ガメラ3 邪神<ビリス>覚醒(1999年)
いよいよ、最終作(正しくは邪神と書いてイリスと読む)。一作目の中山忍が好演から?再登板し、三部作の鍵のひとつ、ガメラを感じる藤谷文子と、ガメラを憎む娘、前田愛(回想シーンでは前田亜季)で金子ガメラの頂点へ。
最終決戦の地はなんと、雨のJR京都駅。あの大階段での対決です!。

単体でも完結はしていますが、三作とも時間軸が繋がっており、ギャオスは頻繁に登場し、常にガメラと戦い続けます(やられキャラ?)が、この三部作の主軸はガメラは人類の英雄ではなく、地球を守る為なら、人など関係なく敵を排除するあたりが、SF設定に深みが出ているような気がして、好きな特撮映画だったりします(暇見て、もう一回見ようかなぁ…汗)。

2006年4月に新しいガメラが製作された。
小さき勇者たち~ガメラ~
残念ながら、まだ見てはいないのだけど、HPを見たらとっても見たくなった。主役はDrコトーで名演を見せた原剛洋(時任三郎の息子役)を演じた、富岡涼
また、新しいガメラに出会ってしまった気がします…。

まったく台風とは関係のない話し、最後まで読んでくれてありがとうございました(謝)。
関連記事