日本最南端の店
2006年7月25日11時についにオープンいたしました!。(写真は開店前日の夕刻、最後の準備にあわただしい店頭)
バスキン・ロビンス・サーティワン アイスクリーム 宮古島店地図はこちら
全国700店舗以上あるサーティーワンの最南端店舗となりました(今までは、那覇小禄店~那覇市赤嶺)。とりあえず八重山に出店されるまではその座をキープすることでしょう(笑)。
やはり、宮古店にならなかったのは、すでに出店しされている岩手県宮古市にある
キャトル宮古店に配慮してでしょうか?。尚、大阪市都島区には、まだ出店されていないようなので、「みやこじま」は問題ないようです(笑)。
またサーティーワンの最北端店舗は、北海道の
ポスフール紋別店。店舗案内図にオホーツク海が載っているあたり、スケールの大きさを見せてくれます(笑)。
余談として、こんな読み物もどーぞ。。。
決定!日本最北のアイスクリーム屋さん
こちらは
「樺太日和」という一部に仮想コンテンツを含むサイトの一部で(ちょっと興味深く読んでしまいました…実は、元北進論旅人だったこともあり、エゾカンゾウの咲き乱れる原野を目指したりもした…汗)、サーティーワン、ハーゲンダッツ、ディッパーダン各チェーン店の最北端を探し出していました。
最後に。このサーティーワンアイスクリーム宮古島店は、筑登之屋商店(つくどんやしょうてん)があったところです。このお店を知る方にとっては、ちょっと衝撃的な変身だったと思います。
宮古口(みゃーくふつ)メールマガシン、
「くまかまかまから」に、隆盛を偲ぶ筑登之屋商店の記事がありましたので、開店記念の意味も込めて、ご紹介しておきます。
「お店紹介①《筑登之屋商店(つくどんやしょうてん)》」 松谷初美
「筑登之屋」と言えば、昔からやっているお店なので、ピンとくる人も多いはずね。主に化粧品関係を扱っている。西里通りの んつ(道)からぱい(南)にあって、あがずどぅなず(東隣)は、「山市商会」(つい最近コンビニになった)斜め向かいには「のづ文具店」がある。
私はその昔、中学生のころ(1970年代)、よく「筑登之屋商店」に行っていた。お目当ては、ロゼットの洗顔石鹸!(四角い固形のやつ)思春期していた私は、友達にロゼットの洗顔石鹸を教えてもらい、買いに行ったものだった。
のうてぃあぃじやーまい(なんて言ったって)、それまでは、体を洗うのも顔を洗うのも、あのミツワ石鹸の肌色のものを使っていたのだ。顔専用の石鹸があるとは!カルチャーショック!。お店に行ってみると、ロゼットの石鹸だけでなく、他にもいろいろな種類が棚に だう(たくさん)飾られている。あれやこれや見ているだけでも楽しく、世の中にはこういう世界もあるのかと田舎者の私は、目をみはったものだった。そして、テニス部だった私は、平良中で大会があった後は必ず筑登之屋によって、ロゼットの石鹸とカーマインローション(日焼けの後に良いとその頃大評判)を買うのがお決まりとなった。あの頃のお店の棚の雰囲気まで、アリアリと目に浮かぶ。
「筑登之屋商店」は終戦後、西仲の畑を売り、今の「とんかつ一番」のある場所で開業した。現在の場所になったのは昭和36年頃のこと。昭和30年代の西里通りは、風呂屋やタクシー会社、タンス屋などもあり、今とはまた違う雰囲気があったようだ。
昔の「筑登之屋商店」は、衣類や雑貨類、化粧品の外、たねもの等なんでも扱い、今でいうところのホームセンターのような感じだったらしい。私が通っていた1970年代には、主に化粧品関係が中心となっていた。おしゃれに興味のある、ハイカラな中・高校生から大人の男性、女性たちで賑わっていた。その頃の商品には、チャールズブロンソンのCMで一世を風靡した「マンダム」やピンクレディの「エメロンシャンプー」とか、あとおじさん、おばさん御用達の「丹頂ポマード」、「大島椿油」、「せんす」、「キセル」、それから中学生のニキビの友「スキンライフ」等々があった。そして現在は、昔からある商品から今流行ものまで扱い、近所の方や、よその店で探せないものを聞きにくるお客さんたちに利用されている。
《筑登之屋商店(つくどんやしょうてん)》
平良市西里246番地 電話 0980-72-2026
創業昭和21年頃。
店主 下地信輔さん(三代目)
「くまから・かまから」 《vol.49》 2003.4.3より転載。
現在、筑登之屋商店はJTA宮古支店のはす向かい(中央通)に移っているようです…。
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