< 2024年11月 >
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
店主
D介
D介
オキナワは宮古島へと漂着し、あれよあれよと気付けば間もなく十年目に突入。台風銀座の△島から、「あれやこれや」 「なんやかんや」と勢いだけで地道に発信中!。
最近は気象予想師風の颱風莫迦Blogである。
予報士ではなく、あくまでも予想師なので競馬の予想のように生暖かく見守ってやってください。
月例実績
ご来店者数
D介へメール
読者登録する式
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 28人

2012年10月02日

颱風ケーミー(201220號)発生!

昨夜、すでに発生していのですが、気力の減退から書くことができずに遅くなってしまいました。
と、いうことで今年20番目の颱風ケーミー(Kaemi:あり~韓国命名)さんです。

発生位置はおとといから南シナ海にいる熱低(マリクシ19號と同じくして生まれた)が、予定通りに羽化したので、比島と南越と海南島のちょうど中間あたりで、ほぼ停滞中(最終的には恐らく大陸か越南あたりへ進んで寿命を迎えるでしょう)。
きな臭さ度合いで語るなら、中国、台湾、越南が領有権を主張している西沙諸島(パラセル諸島/中国が越南から武力で押し切って実効支配中)の東側の海域です。
ちなみに中国と比島が領有権争いをしている南沙諸島(スプラトリー諸島)の北方にあたります。こちらもほぼ中国が武力を背景に実効支配を高めています。
颱風ケーミー(201220號)発生!
写真は西沙諸島最大の島、永興島(ウッディー島/面積1.8平方キロ)。
島を貫く2400メートルの滑走路を持つ、中国の航空海事軍事基地となっています。ちなみに比べておくと、尖閣諸島の最大の島である魚釣島(面積3.82平方キロ)の半分ほどしかありません。それがこんな感じになってしまっています。うーむ。。。

他にも探してみると人跡のある島がごろごろと出てきます。
颱風ケーミー(201220號)発生!
ま、そもそも越南が領有していたはずなのですから(西沙と南沙諸島の上、ベトナムの主権に関する歴史的文書/Historical documents on Vietnam’s sovereignty over Paracel and Spratly islands)、人跡があっても不思議ではありません。
西沙諸島の戦い(1974年)
颱風ケーミー(201220號)発生!
ちょっと怖かったのは永興島の北の方にある環礁の島の衛星写真が、グレーで完全に塗りつぶされていること(環礁の中の他の小島は写っている)。いったい、誰からなにを隠しているの?[西沙諸島全域はこちら]

最終的には颱風とはかけ離れたネタになってしまいましたが、なにかここから学ぶべきものが色々とある気がしました。
[おまけ-位置関係-] 東沙諸島 西沙諸島 南沙諸島
 



同じカテゴリー(うぷかじ~台風)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。