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今年５番目の颱風ハイシェンが、チューク(トラック)諸島沖に発生。先に発生した４號メイサークと同じようなところで生まれました。
現在、メイサークは比島沖へと勢力を強めながら西進し、明日にはルソン島北部を横断し、南シナ海に入る模様。なにしろ一時905hPaまで凶悪に成長した奴だけに、980～990hPaまで落ちたとはいえその猛威はなかなかのもの。
今日、島の南岸へ行ったのだけど、予想以上に荒れまくり海で、油断したら頭から波をかぶったorz

写真は来間島の雨乞い座の梯梧。今年は赤々と燃えるように咲き乱れています(ここだけでなく島のあちこちでも見かける)。梯梧の花がたくさん咲く年は颱風の当たり年と云われており、４月初めにして５號を数えるのはかなりの乱発気味。

あまくでも余談になりますが、コラ颱風(第二宮古島颱風)の襲来から来年で50年になります(第三宮古島颱風のデラはその二年後)。また、観測史上最多の年間颱風発生個数39をマークしたのは、コラ(1966年)とデラ(1968年)の間の1967年。恐らく50年に一度のスーパータイフーンがやって来る序章が始まったではないかと思われます(マエミーは200314號から12年)。

尚、台風のアジア名はハイシェン(Haishen～海神：中国命名)。リスト的には過去に、2002年の25號と2008年20號として登場でしたが、いずれもシーズンの末期で列島に近づくこともなく、海の神という割にはしょぼい台風でしたが、今回はどうなるかちょっと不穏な感じもしますので、一応、注視しておきましょう。