颱風ジェラワット(201217號)発生!

D介

2012年09月21日 11:13

【番組の途中(前後編の間)ですが、颱風が発生しましたので緊急特別体勢に振り替えさせていただきます】
今年17番目の颱風ジェラワット(Jelawat:淡水魚の名前~マレーシア)が、比島東方沖で発生。勢力は弱く、ゆっくりと北西方向に向かうものと思われます。

ボラヴェン15號、サンバ16号と立て続けに猛烈な感じの颱風に席捲された本島奄美地方とは裏腹に、今年の宮古島はほぼすべての颱風を退ける(絶対的な接近を許さない)という、強固なATフィールドが島域に展開されている感じで、なかなか暴風警報の発令がなくなかなか休めない&接近警報でイベントの相次ぐ休止振り替えにてんてこ舞いという苦情すら聴こえてきそうくらい、微妙に振り回されている感は否めません。
今回のジェラワット、魚の癖に動きが遅く、またしてもヤキモキさせてくれるかもしれません。ま、幸いなことに勢力は小さいと冒頭で書きましたが、温まりにくく冷めにくい海面はまだまだ熱く、のんびりしていると、ジェラワットも出世魚にならないとよいのですが・・・。
尚、今週末は多良間島の八月踊り(9/23~25)。記憶で申し訳ないが(記録し切れてない)、かなりの高確率で八月踊りは颱風(もしくはそれに類する雨)を呼ぶ確率が非常に高いお祭であります。観に行こうという考えている方は、そちらの備えもお忘れなく!
それでは恒例の颱風のアジア名のコーナーです。
ジェラワット(Jelawat:淡水魚の名前~マレーシア)は、初登場の一巡目は2000年の台風8号として、二順目は2006年台風2号として発生。2006年の記事に解説されていたので、おさらいとして書いておきますが、ジェラワットはボルネオやスマトラ、ラオスなどでも見られる淡水魚でスルタンフィッシュ(Sultan Fish)とも呼ばれている鯉の仲間(スルタンが出てくるあたりから、そもそもの命名はイスラム圏のインドネシアかな?)。
なんでもなかなか美味いらしいのと、スポーツフィッシング(ルアー)として人気があるようです。

http://indomahseer.wordpress.com/products/blue-mahseer-tor-soro/
2006年の記事で「Ikan(魚)」について触れている項目があり、リンク先が「あるある大辞典」だったため(爆)、すでにリンク切れになっていたけど、余談として、イカンビリスは平たくいえばミジュンのことです(やっぱ東南アジアの最北端だよ)。
ま、2012年になっても、とりたてて素敵なオチが書けるほど、まだ進化はしていないようでした(自爆)。
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