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気を抜いてぐだぐだしていたら、今年７番目の颱風ムーラン(MULAN～花の名前：中国命名)が南シナ海は東京湾にて発生していました。今後は海南島を経て、越南の北部に上陸し、海なし国のラオス付近まで進むコースとなっていますが、陸(おか)にあがった台風は暖かい海からのエネルギー供給が絶たれるから、そうそうに消滅するでしょう、たぶん。

台風のアジア名「ム－ラン」は、これまで2004年颱風12號、2010年颱風10號、2016年颱風14號の三回登場しており、今回が四度目。まあ、命名の意味は「花の名前」と緩くなっていますが、中国表記で「木蘭」。日本語ではモクレン(木蓮)となるようです。

【お詫びと訂正】
ええと、ちょっと大きなミスをしてしまいました。
この颱風７号ムーランを、台風のアジア名のリストから読み違え、ムーランディ(マレーシア命名)のことを紹介してしまいました(打消し線部分)。
このムーランは今回がリスト初登場で、前回まではハイマーという名で2004年の颱風20號、2011年の颱風４號、2016年年の22號として登場していました。
2016年に発生したハイマー(22號)発生の際、フィリピンから中国に大きな被害をもたらしたため殿堂入りとなっています(謝罪)。
なお、ハイマーのトラフィックを見ると、カロリン諸島で発生し、フィリピンを横断。中国大陸でターンして、本州南方を東進して太平洋上で消滅するという、沖縄や台湾を避けるように大きく迂回するルートをとりました。
平成28年台風第22号(wikipedia)
https://onl.bz/CkFTMX1