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ええ～、今年もトリップアドバイザーのベストビーチベスト10」が発表されました(得票は口コミ数らしいので怪しさはある)。昨年は三年連続通算五度目(2010年スタート)の１位を宮古島の「与那覇前浜ビーチ」(浜のビーチはあかんだろ！という突込みはとりあえず置いておく)が獲得したのですが、今年は昨年予想した通りの展開となりました。

まあともあれ、まずは2016年のベスト10をご覧ください。

1.千里浜なぎさドライブウェイ／石川県羽咋市
2.ニシ浜ビーチ／波照間島
3.与那覇前浜ビーチ／宮古島
4.古座間味ビーチ／座間味島
5.コンドイビーチ／竹富島
6.阿波連ビーチ／渡嘉敷島
7.はての浜／久米島
8.新城海岸／宮古島
9.北浜ビーチ(ニシハマビーチ)／阿嘉島
10.砂山ビーチ／宮古島
※日本のベストビーチ10選 2016

２位から10位まで、ずらりと沖縄のビーチがどこぞの野球チームの重量打線のように並んでいます。
３位の我らが前浜は昨年の１位。２位のニシ浜は昨年２位ですから、ましてやこれだけ束になってもかなわない千里浜なぎさドライブウェイってそんなに凄いのかってことになりますね(笑)。
ちなみに昨年は９位でした。それ以前も、ほぼ毎年ベスト10に入る常連なのです(過去の最高位は2010年の３位でした)。ま、千里浜からしたら千載一遇のチャンスに１位が獲れたことはしてやったりでしょうね。
さて、なぜ千里浜が沖縄ビーチ軍団を相手に、１位になれたのか。答え昨年の「前略、砂の上から2015」に書いてありますが、読むのが面倒という方にお教えしましょう(勿体ぶりすぎですねww)。
2015年3月14日に北陸新幹線が金沢まで開通したからです。それが答えです。
千里浜は能登半島の反り返った背中の下の方にあり、泳ぐビーチというよりはドライブウェイというくらいなので、ビーチを一般車が走れるという観光しやすい場所なのです(もう20年以上前になるけど、車で放浪する宿なし能登半島の旅に行った時に走ったことある)。
ちなみに羽咋といったら、UFOで町興ししていることでも有名です(笑)
ま、あくまでもこのトリップアドバイザーの口コミ数を元にしているので、それだけ北陸新幹線景気に沸いたということですね。
(じゃあ、来年は史上初の北海道のビーチだな！などとは口が裂けても云わない。だって、北海道の海水浴場なんか、多くても年に数日しかオープンしないもんw)

ちょっと待て～い！
ひとつ憤慨したいことがある。
2015年といえばやはり「伊良部大橋」の開通であろう。それは外せない。なのになのにだ、伊良部のビーチがひとつも入っていないではないか！。
やはり伊良部島は架橋効果で通過型観光地になってしまったということか？。いや、それ以前の問題のようである。何故なら、佐和田の浜は過去に2010年８位が唯一のベスト10入り。以後は2011年15位、2012年20位(2010～12年まではベスト20だった)と落ちてく一方。渡口の浜に至っては一度もランクインしたことがないという有様(個人的に佐和田より渡口の方が浜としては綺麗だと思う。佐和田は夕陽かな～)。
がんばれ伊良部島！

トリップアドバイザー「日本のベストビーチ10選」　過去ランキングのまとめ
※2010年から2012年まではベスト20。


「前略、砂の上から」　　　　　2014年03月21日
「前略、砂の上から2015」　　2015年02月19日