< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
店主
D介
D介
オキナワは宮古島へと漂着し、あれよあれよと気付けば間もなく十年目に突入。台風銀座の△島から、「あれやこれや」 「なんやかんや」と勢いだけで地道に発信中!。
最近は気象予想師風の颱風莫迦Blogである。
予報士ではなく、あくまでも予想師なので競馬の予想のように生暖かく見守ってやってください。
月例実績
ご来店者数
D介へメール
読者登録する式
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 28人

2012年05月21日

日食2012

「2012年の金環食」の日がとうとうやって来た。そう、あの有名な歌の歌詞に書かれていた奴だ。
当時、「時間旅行」」を聞いた時は、ずいぶんと先の話だよなぁ・・・と思っていたが、気づけばリアルに来てしまったあたり、歳をとったとかそういうことは云わないでおく(“時間旅行”が収録されているアルバム“WONDER 3”は1990年の発売)。
もっとも、宮古島的には金環帯(金環食になる帯状のエリア)からは270キロくらい離れているので、金環食にはならず、2009年の時と同様に、日食としてしか観測はされない(ただし、今回の方が大きく欠けます。食の最大時の食分、2009年は0.854。2012年は0.895)。
日食2012
↑07時10分の最大食直前の様子。グラス越しに撮影したもの(07:09)

宮古は金環帯より大きく南に位置し、尚且つ、西にあるため基本的に日の出が遅い。この日の日の出も05時52分で、日食の食の始まりが06時05分28秒と、顔を出したらすぐに始まるようなイメージ。なのでかなり低い高度(水平線に近い位置)となる。イコール晴れていたとしても、雲に阻まれる可能性も高い。当日まで観測地点をどこにするか悩んでいた(北に行けば行くほど食の時間が長くなるので)が、わずかに出遅れたので(爆)、高野の東側にある宮原第二水辺公園を目指す(崖っぷちで標高も高く、東側に広く開けた場所)。
日食2012
道すがら見上げる空は雲量8割くらいだけど、雲間から青空はもれていた。太陽が顔さえ出してくれれば観測はできると、期待して現場に到着したら、ちょうどひと塊の雨雲が太陽に覆いかぶさり、風に乗って雨粒も叩きつけてくる残念な状況だった。やがて北(海)から吹きつける強い風に、雲がゆっくりと流されてゆき、雲のすきまか顔を出した。
風と雲がいたずらする空を上昇を続ける太陽は、日食グラスでの観測には雲がかかると光量が足らず、欠けている姿が見えないが、厚めの雲が天然のフィルターの役目を果たし、綺麗に三日月に欠けた太陽の姿を浮かび上がせてくれた。
日食2012
ファミマでまたまた入手した、映画「宇宙兄弟」の公開紀念、日食観測用ピンホールカードを使って、車のボディに投影してみた(強い風の中、カードとカメラを両手で持ち、ピンホールの投影位置を合わせるという至難の業に挑んだ結果はご覧のとおりであったorz)。やっぱり貧弱な装備でのひとり観測には限界がある。
日食2012
最大食直後、大きな雨雲に隠れた太陽。周囲は日食の影響で暗くなったと錯覚してしまうほど暗くなった。一方で雲の向こうの海面は眩いくらいに輝いていた。
宮原第二水辺公園(南側)に観測しに来ていた人は、自分以外は親子連れやカップルなど三組ほどと少なかった(北側はもう少し多かったようです)。眼下の高野漁港には観光バスがいたけど、学校とかで団体観測に来ていたのでしょうか?
次は2089年10月4日に島の北部で皆既日食が見られるようです(2070年4月11日はギリ皆既にならない日食、2085年6月22日は本島で金環食があります)。さぁ、長生きしましょうか(笑)。
日食2012

資料
日食ナビ(宮古島市2012年)
国立天文台天文情報センター暦計算室
日食・月食・星食情報データベース
宮古島の日食(あんちーかんちー/2009年)



同じカテゴリー(Weblog)の記事
謹賀新聞2024
謹賀新聞2024(2024-01-02 12:12)

謹賀新年2024
謹賀新年2024(2024-01-01 13:37)

謹賀新聞2023
謹賀新聞2023(2023-01-02 12:00)

謹賀新年2023
謹賀新年2023(2023-01-01 12:00)

謹賀新聞2022
謹賀新聞2022(2022-01-02 13:36)


Posted by D介 at 12:24│Comments(0)Weblog
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。