2013年08月18日
颱風ペバ(201313號)発生!
昼間チャーミー12號をお伝えしたばかりですが、新たな颱風のお知らせです。当初、次は沖縄近海のもうひとつある熱低が13號になると思っていたのに、日本のはるか東、ミッドウェイ諸島の海域で今年13番目の颱風ペバ(PEWA~アメリカ命名)が発生しました。
もっとも、このペバはここ場所で颱風へと羽化したのではなく、日付変更線(東経180度)を越えて、ハリケーンから颱風になりました。つまり、アメリカから日本に帰化しました(羽化とかけています)。
のち12號となる熱低が発生した17日の「熱低と藤原効果」で書いた、人が決めた発生エリア(西太平洋と東太平洋を分かつ東経180度線)を越えてやって来た颱風なのです。
しかも、2006年の颱風12号イオケ以来6年ぶりという珍しい奴(この時は史上初めて、南鳥島の気象観測員の一時退避が下されました)。
越境颱風ってのはマニアックでいいですね。しかも越境してきた奴は大海の真ん中だけになかなかしぶとく、北緯50度近くまで颱風であり続けることもあります(北緯50度は樺太の日露国境に定めたライン)。
ちなみにペバはアジア名ではなく、越境しても再命名は行わないため中部太平洋ハリケーンセンター(ホノルル)が命名した名前をそのまま引き継いでいます(命名基準はアルファベット順の男女交互の人名なので特に意味はない)。しかも通常の北西太平洋アジア名ではなく、中部太平洋名を引き継いでいる変わり者です。
尚、その関係でアジア名のリスト順はひとつずれ、2000年からアジア名リストの運用を始めて今回で三度目となります。

この画像はデジタル颱風が作成した、中部太平洋ハリケーンセンターと気象庁がのデータをつなぎ合わせた、ペバの経路図です。180度線の左右で対象エリアが異なります(中部太平洋でも昨日発生したばかりでした)。
もっとも、このペバはここ場所で颱風へと羽化したのではなく、日付変更線(東経180度)を越えて、ハリケーンから颱風になりました。つまり、アメリカから日本に帰化しました(羽化とかけています)。
のち12號となる熱低が発生した17日の「熱低と藤原効果」で書いた、人が決めた発生エリア(西太平洋と東太平洋を分かつ東経180度線)を越えてやって来た颱風なのです。
しかも、2006年の颱風12号イオケ以来6年ぶりという珍しい奴(この時は史上初めて、南鳥島の気象観測員の一時退避が下されました)。
越境颱風ってのはマニアックでいいですね。しかも越境してきた奴は大海の真ん中だけになかなかしぶとく、北緯50度近くまで颱風であり続けることもあります(北緯50度は樺太の日露国境に定めたライン)。
ちなみにペバはアジア名ではなく、越境しても再命名は行わないため中部太平洋ハリケーンセンター(ホノルル)が命名した名前をそのまま引き継いでいます(命名基準はアルファベット順の男女交互の人名なので特に意味はない)。しかも通常の北西太平洋アジア名ではなく、中部太平洋名を引き継いでいる変わり者です。
尚、その関係でアジア名のリスト順はひとつずれ、2000年からアジア名リストの運用を始めて今回で三度目となります。

この画像はデジタル颱風が作成した、中部太平洋ハリケーンセンターと気象庁がのデータをつなぎ合わせた、ペバの経路図です。180度線の左右で対象エリアが異なります(中部太平洋でも昨日発生したばかりでした)。
Posted by D介 at 20:45│Comments(1)
│うぷかじ~台風
この記事へのコメント
チャーミー12號と共に出来た熱低は颱風に羽化することなく、大陸にぶつかって余命をおえそうです。
トリプルタイフーンならず!
トリプルタイフーンならず!
Posted by D介
at 2013年08月18日 21:49

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