2025年の正月二日目となりました。STAPANBIN CAFE 正月二日の恒例行事、「謹賀新聞」です。今年で実に22年目を迎える老舗企画なので、そろそろ呆れてられているかもですね(笑)。
なにしろ、実質的な中身は、ただただ正月の新聞をネタにして記事としているだけですから。
ちなみに、今年は30日の16時過ぎにファミマ宮古マクラム通り店にて購入。昼過ぎからコンビニを巡ったけど、まだ販売開始前だったようで、31日のお昼に、ファミマ宮古センチュリー21店に立ち寄ったら山積みになっていた(ここ数年、あちこち探し回る羽目になるパターンだったので、コンビニ発売の時間が判らなくなってしまった)。ちなみに宮古毎日本社は電気はついているものの、正面はシヤッターが締まり、直売りはやらなくなってしまったようである。
ちなみ、宮古毎日新聞社のX(旧Twitter @miyakomainichi)では、2024年も正月号の発売告知はやはりされませんでした。2~3年前の非公式Twitter時代には、販売告知をしてくれてとてもうれしかったのです。日刊契約はしてないけど、正月号を楽しみにしている人は多いと思うので、販売告知をやればいいのになあ(そう思うのは俺氏だけか?)。
さて、それでは今年もやります。やらせていただきます。乙巳(きのとみ)年の「謹賀新聞」。お暇な方はお付き合いくださいませませ。
2025年の宮古毎日新聞の元日号のラインナップは、2021年にリニューアルされたパターンを踏襲し、7分冊の全6集(4集が2つに分割)というおなじみの構成となっています。
※ちなみに、お暇なら、
ココから前年の謹賀新聞に行けます。以降は順に同様のリンクを追って行くと、ひたすら過去へと遡ることができます(とりあえず去年の
1月2日の記事に飛びます)。
第1集 総合版(観光・経済)
一面を飾る画像は、市制20周年を迎えた宮古島市のマスコット、みーやと市民親子の集合写真(カママ嶺)。その下に恒例の宮古毎日代表取締役のあいさつが掲載されていますが、宮古毎日は今年で創刊70周年らしいことに、記事を読んでやっと気づいた。この「謹賀新聞」の企画をはじめてすぐの2005年は創刊50周年で、92ページもの特大新年号の新聞だったけれど、70周年の記念イヤーでも派手さは特になく、紙面のボリュームも例年通り。紙メディアもいろいろと大変なんでしょうね~。
大型の企画特集としては、琉球海運と南西海運の社長対談。これは創刊70周年企画でちょっと面白かった。70周年企画は思ったより少なく、過去の振り返り記事など小史を掲載している程度でした。他に目を引いたのは、今年もシーウッドが見開きで大型の記事広告を掲載していました。
第2集 総合版(選挙・教育)
2集のトップは商工会議所の話題。続く2面は1月19日に投票日となる市長選と市議補選が迫っている。5月に多良間村議選、6月は多良間村長選挙、秋には市議選と選挙の年の様相。シーウッド同様の見開きで下地島空港の広告記事特集(記事とは関係ないけど、SNSでスカイマークが下地島撤退の噂って流れて来たけど、なんかあったのかしら?)。
そして一番びっくりしたのは、昨年まで2集にあったはずの文化面がなくなっていた(教育と福祉はある)。
第3集 政治・経済(各界の新春インタビュー)
3集はいつもの定型で、首長や議員、財界トップへの新春インタビュー。それに続く、おなじみの在沖郷友会の年頭のあいさつと、宮古の各団体の代表、島出身の経営者、地元の経営者の新春インタビューが並んでいます。
第4集 地域版(前半:平良・城辺・下地 後半:上野・伊良部・多良間)
前後半に分割されている構成は変わらず。トップに建設計画の新体育館の予想図で、メインとサブの2コートできるのだとか。して、地下駐車場が防災拠点(初期段階ではシェルターって言われていたよね)。
平良の話題は旧市役所を観光交流施設にするらしいことと、菊の露の裏通りを平和館通りと呼ぶことになったって話。平和館は昔あった映画館のこと(そうかあの扉はもしかして・・・ちょっと気づいちゃったかもwww)。城辺は旧福嶺幼稚園の再利用。確か旧福嶺中もなんか動きがあるらしいと聞いた。下地はもうズバリ来間大橋架橋30周年!。伊良部は伊良部で、伊良部大橋開通10周年と牧山展望台のリニューアル(どっちかというと、個人的には公園緑地の破壊が気になっている)。上野は旧村役場の6次産業の地産地消振興センターへの転用。多良間はたらま食堂のオープンや15の春を迎える多良間中3年生の話題と、ローカルな面は面白いけれど。なんか微妙で怪しい企画も散見されるとこが気になる。
第5集 スポーツ(スポーツ・年男年女)
トップは8月に行われる「離島甲子園」。全国離島交流中学生野球大会が宮古島で開催されるという話題。あとは国内外のスポーツの話題と、定番企画の年男・年女の紹介(知ってる人は今年もいなかった)。
第6集 娯楽(ひろば・こよみ・ラテ欄)
最後はおなじみのラ・テ欄と芸能。そしてトリコこと、緇井鶏子(しいけいこ)の今年の運勢。普段は誕生月のみですが、新春は年間の運勢は星座別のタロット占いが掲載されているので、ついつい読んでしまう(笑)。ほんっとテレビ見なくなって、芸能人がまったく判らないぜ。
シメは2025年の宮古毎日新聞の元旦号のデータ編。
全体の紙面構成は全6集で68ページ、税抜419円(消費税10%で税込は460円)。簡易計量は340グラムでした。昨年ばちょっとページ増になったのに、今年は2021年ベースのページ数に戻りました。価格的は昨年と同様の税込み460円。今や日刊のコンビニ売りが120円くらいになっているので、価格が据え置きなのは企業努力でしょうか。なお、相変わらず計量のハカリが簡易的なものなので、確からしさが低くてすみません。
恒例の過去との比較表です
2004年 96ページ 465グラム(※ページは計測ミスによる推量)
2005年 92ページ 508グラム 410円(毎日新聞創刊50周年)
2006年 84ページ 474グラム 410円
2007年 84ページ 476グラム 410円
2008年 88ページ 486グラム 450円(価格は推定)
2009年 88ページ 492グラム 60円(MVの価格設定ミス?)
2010年 84ページ 470グラム 455円
2011年 84ページ 480グラム 455円
2012年 92ページ 500グラム 490円(重さは推計)
2013年 84ページ 456グラム 490円
2014年 80ページ 450グラム 400円
2015年 80ページ 407グラム 345円(税込)
2016年 80べージ 390グラム 345円(税込)
2017年 80ページ 415グラム 360円
2018年 76ページ 386グラム 360円(購入価格90円)
2019年 70ページ 358グラム 360円(税込)
2020年 76ページ 310グラム 404円(税別368円)
2021年 68ページ 350グラム 368円(税込404.8円)
2022年 68ページ 360グラム 368円(税込404.8円)
2023年 68ページ 360グラム 368円(税込404.8円)
2024年 76ページ 320グラム 419円(税込460円)