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オキナワは宮古島へと漂着し、あれよあれよと気付けば間もなく十年目に突入。台風銀座の△島から、「あれやこれや」 「なんやかんや」と勢いだけで地道に発信中!。
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2012年09月17日

とある宮古の巡検雑記 スタパ版04

最早、完全に余興でなくシリーズとして定着(?)した「アナモノ奇行」。
今回は割と早めの二ヶ月ぶり(前回前々回初回AK版)の巡検は、とある“穴リスト”からの探索依頼に端を発します(ここでは評論家のことではなく、いわゆる穴マニアの意味)。
物件名は「アマガー」。有名な友利のアマガーでも、多良間のアマガーでもなく、宮國のアマガー。そもそもはドイツ村の入口の前にあるアナガーの案内板にも記されているもかかわらず(南西に500メートル)、場所がいまひとつはっきりとせず、自分でも探索をしたのですが未だ物件確定ができていませんでした。
とある宮古の巡検雑記 スタパ版04

いきなり穴の最深部から始めちゃいましたが、かなりの急角度で“奈落”に向かって落ちています。アマガーのようにスロープを造成したりされていませんが、集落の簡易水道の水源として利用されていました。
とある宮古の巡検雑記 スタパ版04とある宮古の巡検雑記 スタパ版04
【右】ガーの脇に茂るモクマオウのたもとに、旧上野村が設置した解説板があります(宮古島市の史跡指定はまだ?)。
【左】隣には水道落成記念碑(1957年4月26日建立。水道施設としては1956年から1962年頃まで利用されていた模様)。
とある宮古の巡検雑記 スタパ版04とある宮古の巡検雑記 スタパ版04
【右】穴の入口の前にあるコンクリートの囲い。恐らくポンプ室の跡(床になんかの台座の跡もある)。
【左】全景はこんな感じ。水分の多い藪(颱風サンバの一過直後でもあった)で、蚊が多くてちょっと辛かった(汗)。
とある宮古の巡検雑記 スタパ版04とある宮古の巡検雑記 スタパ版04
【右】周囲はこんな感じ(左奥がドイツ村、右奥が宮国集落)。ガーの周囲は露岩も多いのですが、よく見ると、小さな穴が開いています(簡単に埋められているけど草で隠れているから足元は要注意)。
【左】穴の手前にあるモクマオウの裏の藪をよく見ると、穴があります(写真では判りにくいけど)。位置的にもしかすると元々のガーはこちら?それともつながっている?。
宮国のアマガー(NTC 洞窟探検隊)
ガーに潜った人によれば、15メートルほどの鍾乳洞になっているらしいので、これは隣も気になります(笑)。
とある宮古の巡検雑記 スタパ版04
最後は位置関係を航空写真でチェック(クリックで拡大します)。
1995年の撮影なので、ドイツ村の工事や周辺の耕地整理も進んでいるので、今の地理も判る程度でありますが、見事にアナガー(左側に下の道路に垂直に繋がる道が出来て三角形になっています)の南西500メートルにありました(笑)。目印は県道235号(写真では未開通だが、元道あり)の交差点先の農道を進み、左手に小屋が見てきたら、その先にあるモクマオウの茂みの中がアマガー。
簡単なようで簡単でなかったけど、方角と距離はほぼ正確であった(せめてアナガーに地図の設置をしておいて欲しいね)。
地図はこちら



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Posted by D介 at 21:01│Comments(0)巡検雑記
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