< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
店主
D介
D介
オキナワは宮古島へと漂着し、あれよあれよと気付けば間もなく十年目に突入。台風銀座の△島から、「あれやこれや」 「なんやかんや」と勢いだけで地道に発信中!。
最近は気象予想師風の颱風莫迦Blogである。
予報士ではなく、あくまでも予想師なので競馬の予想のように生暖かく見守ってやってください。
月例実績
ご来店者数
D介へメール
読者登録する式
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 28人

2013年05月11日

新世界より

貴志祐介(きしゆうすけ)著、「新世界より」。
みっちり400字詰め原稿用紙2000枚分くらいの物量で書かれたファンタシーSFだけど、謎解きの要素もあって始終わくわくしながら読んでました。
新世界より
本のタイトルはドボルザークの「新世界より」から取られています(日本では“遠き山に日は落ちて~♪”の「家路」で有名)。設定世界は未来の日本(茨城県神栖市付近)。文明としては現在よりも大きく退行しており、人類は自然豊かな里山で暮らしていますが、そしてその住まうテリトリーはとても狭く、周囲は奇怪なほど変貌を遂げた動植物界が待ち受けています(もちろん有益なものもある)。一番大きく違うのは、人類が皆、呪力(超能力)を持っているということです(基本的なSF要素はここだけ。でも、これが新世界たる理由というか謎に深くかかわっています)。
物語としては、主人公の少年少女の成長と共に、冒険奇譚から猟奇的な事件へ続き、やがて激しく凄惨な闘いに突入し、辛くも絶体絶命の窮地を乗り越えて安寧を取り戻しますが、最後に驚愕の謎にたどり着くも未来を願って終わる(難しっぽい熟語だけで、なんとなく物語を展開するとこんな感じwww)。

ま、ぶちゃけてしまうと、これを原作としたアニメが放送されていて、それが元で原作も同時進行で読み進めたのですが(2クールだったし)、予想以上にアニメが原作に忠実で良く出来ていました(当初、キャラクターデザインが独特でちょっと違和感もありましたが、逆に変に萌えてなくて良かったかもしれないと感じた)。

アニメ「新世界より」 テレビ朝日
原作「新世界より」 講談社
ちなみに作者の貴志祐介は「悪の教典」の方です(笑)

最後はあまりにも格好よくて(マッチしていて)超~気に入ってしまったアニメ前期主題歌曲(OP曲がなく、EDにのみ流れる)
『割れたリンゴ』 Vo:渡辺早季(Cv:種田梨沙)



同じカテゴリー(なかゆくい)の記事
キケン
キケン(2014-02-23 22:21)

僕らはみんな河合荘
僕らはみんな河合荘(2014-01-13 11:04)

琉球怪談@宮古島
琉球怪談@宮古島(2013-02-28 18:56)

ナチュン
ナチュン(2013-01-13 12:20)


Posted by D介 at 19:18│Comments(0)なかゆくい
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。