2013年05月11日
新世界より
貴志祐介(きしゆうすけ)著、「新世界より」。
みっちり400字詰め原稿用紙2000枚分くらいの物量で書かれたファンタシーSFだけど、謎解きの要素もあって始終わくわくしながら読んでました。

本のタイトルはドボルザークの「新世界より」から取られています(日本では“遠き山に日は落ちて~♪”の「家路」で有名)。設定世界は未来の日本(茨城県神栖市付近)。文明としては現在よりも大きく退行しており、人類は自然豊かな里山で暮らしていますが、そしてその住まうテリトリーはとても狭く、周囲は奇怪なほど変貌を遂げた動植物界が待ち受けています(もちろん有益なものもある)。一番大きく違うのは、人類が皆、呪力(超能力)を持っているということです(基本的なSF要素はここだけ。でも、これが新世界たる理由というか謎に深くかかわっています)。
物語としては、主人公の少年少女の成長と共に、冒険奇譚から猟奇的な事件へ続き、やがて激しく凄惨な闘いに突入し、辛くも絶体絶命の窮地を乗り越えて安寧を取り戻しますが、最後に驚愕の謎にたどり着くも未来を願って終わる(難しっぽい熟語だけで、なんとなく物語を展開するとこんな感じwww)。
みっちり400字詰め原稿用紙2000枚分くらいの物量で書かれたファンタシーSFだけど、謎解きの要素もあって始終わくわくしながら読んでました。

本のタイトルはドボルザークの「新世界より」から取られています(日本では“遠き山に日は落ちて~♪”の「家路」で有名)。設定世界は未来の日本(茨城県神栖市付近)。文明としては現在よりも大きく退行しており、人類は自然豊かな里山で暮らしていますが、そしてその住まうテリトリーはとても狭く、周囲は奇怪なほど変貌を遂げた動植物界が待ち受けています(もちろん有益なものもある)。一番大きく違うのは、人類が皆、呪力(超能力)を持っているということです(基本的なSF要素はここだけ。でも、これが新世界たる理由というか謎に深くかかわっています)。
物語としては、主人公の少年少女の成長と共に、冒険奇譚から猟奇的な事件へ続き、やがて激しく凄惨な闘いに突入し、辛くも絶体絶命の窮地を乗り越えて安寧を取り戻しますが、最後に驚愕の謎にたどり着くも未来を願って終わる(難しっぽい熟語だけで、なんとなく物語を展開するとこんな感じwww)。
ま、ぶちゃけてしまうと、これを原作としたアニメが放送されていて、それが元で原作も同時進行で読み進めたのですが(2クールだったし)、予想以上にアニメが原作に忠実で良く出来ていました(当初、キャラクターデザインが独特でちょっと違和感もありましたが、逆に変に萌えてなくて良かったかもしれないと感じた)。
アニメ「新世界より」 テレビ朝日
原作「新世界より」 講談社
ちなみに作者の貴志祐介は「悪の教典」の方です(笑)
最後はあまりにも格好よくて(マッチしていて)超~気に入ってしまったアニメ前期主題歌曲(OP曲がなく、EDにのみ流れる)
『割れたリンゴ』 Vo:渡辺早季(Cv:種田梨沙)
アニメ「新世界より」 テレビ朝日
原作「新世界より」 講談社
ちなみに作者の貴志祐介は「悪の教典」の方です(笑)
最後はあまりにも格好よくて(マッチしていて)超~気に入ってしまったアニメ前期主題歌曲(OP曲がなく、EDにのみ流れる)
『割れたリンゴ』 Vo:渡辺早季(Cv:種田梨沙)
Posted by D介 at 19:18│Comments(0)
│なかゆくい